最新のブラウザをご使用ください

古いブラウザにてご利用いただいた際に、部分的に機能が制限されたり、また正常にページが表示されない場合がございます。

構造の工夫

家の安全【地震】について

家を建てる時に気になることとして、「その家が安全であるか」ということがあると思います。

「安全」と言っても、バリアフリーや耐火など色々ありますが、先日熊本地震から半年過ぎたということもあり、ここでは耐震安全性について触れたいと思います。

 

現代の住宅では「耐震性が十分なことは当たり前」と思い、住宅会社を全面的に信頼されている方も多くおられます。

しかし実際には、家ごとに耐震性能はかなり差があり、設計内容によっては不十分となってしまう可能性があるものも存在します。

 

例えば、新築で広島と東京に立つ建物。同じプランの建築でも、設計上の耐震強度が違う可能性が高いのです。

建築基準法には、「地震地域係数」というものが設定されており、「地震が発生しやすい地域」は1.0を、「地震が発生しにくい地域」は0.9、0.8などが設定されて、地震の大きさを低減して計画できるようになっています。

この基準、実際の地域で例を挙げると、東京は1.0ですが、広島は0.9です。

一方、最近大きな震災を受けた地域で見ると、兵庫は1.0ですが、新潟は0.9、熊本では0.9と0.8の地域があります。

つまり、建築基準法を守っていたとしても、建物の強さには地域ごとにかなり差があり、かつ地震も法律の想定通りに発生するわけではないので、被害が大きくなってしまう可能性があるのです。

 

「地震地域係数は」、2階建ての木造住宅などでは適用がない(低減がない)構造検討の方法もあります。

しかしそれもまた、耐震安全性を確認するには不十分な面を持っていたりします。

そのあたりは、また後日。