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風土を読む

地域ごとの気温

4月になって、ずいぶん暖かくなってきました。

春が近くに来ていることを肌で感じられるのは、嬉しいものです。

 

私が設計を担当させて頂くお客様の話なのですが、最近はたまたまですが東広島地域の方が多くおられます。
その方々が同じように「夏はいいけど冬が寒く、なんとか解決したい」と言われます。
昔の家は、「断熱」に対する取り組みがないものが多く、冬はどうしても家の中が寒くなってしまいます。
ここでちょっと、地域による気温の違いを比較したいと思います。
比較するのは、東広島の西条と、竹原。
距離的には近く、どちらも過ごしやすい場所と言われますが、それぞれの地域をよく知っている方に言わせると、「全く違う気候」だそうです。

 

 

気象庁のデータによると、1月の最低気温の平均は、東広島ほうが竹原に比べ、5℃も寒くなっています。
一方、最高気温の平均は、0.8℃と、あまり変わりません。

 

東広島は、朝の冷え込みが厳しいと言えるでしょう。
一方、夏(8月)を見てみます。

最高気温の平均は、東広島の34.3°に対し、竹原は33.0°。1.3°東広島の方が高くなっています。
一方最低気温の平均は、東広島の17.5°に対し、竹原は20.8°。竹原のほうが3.3°も高くなっています。

 

 

このデータだけで見ると、竹原の夏の夜は、東広島と比べるとすこし寝苦しいようです。

 

 

それぞれの地域で、家の設計をするときを考えてみましょう。
プランに制約があまり無い範囲で考えるとすると、

 

・東広島は冬の朝対策をしたい   ➩➩   即効性のある、または蓄熱系の暖房器具の採用
・竹原は夏の夜の暑さ対策をしたい  ➩➩   排熱効率を良くする高い位置の窓
などがよいかもしれません。

2つの地域だけの比較で、かなり荒っぽい提案ですが。

 

もちろん、長期優良住宅やZHEによる断熱性能、計画地ごとの日照検討などをした上でのプランニングがあることが前提です。

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