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風土を読む

広島らしくない家づくりが望ましい部分

写真提供:広島県

 

 

 

県民性というと、テレビの番組になるほど、情報としてメジャーなものになっています。

 

近年は広島カープの躍進もあり、広島県は都道府県の魅力度ランキングがかなり上昇したりして、全国的にも個性的な県として認識されているのではないでしょうか。

 

 

広島県の県民性は、大きくは西部の安芸と東部の備後に分かれ、

西部は、・新しいもの好き・熱しやすく冷めやすい・ギャンブル好き・ブランド志向、

東部は、・粘り強い・合理的・流行に振り回されない・見栄を張る部分もある

などと言われています。

 

 

 

 

一方で、ちょっと違う視点の広島県民性を、時々聞くことがあります。

 

それは全国展開している建材メーカーの営業の方から言葉なのですが、

「広島県では、耐震とか断熱などの家の性能について、不思議なくらい優先順位が低い」

というものです。

 

 

 

 

たしかに、設計という仕事をしていると、そう感じる場面も時々あります。

 

広島県は、街が壊滅するような巨大地震に見舞われたこともなく、気候も温暖で、全国的に見ても非常に恵まれた立地であると思います。

 

しかし、その立地の良さを信じ、期待しすぎてしまうと、大きなリスクを抱えることになるかもしれません。

 

 

 

 

 

阪神・淡路大震災や熊本地震は、「想定外」であったことはよく知られていることと思います。

法整備的にも、行政対策的にも、生活している人々も、その地では巨大地震は起きないものと認識されていました。

 

冷静に考えて、震度7クラスの地震は日本においてはどこで起きても不思議ではないのではないでしょうか。

 

 

 

そして、断熱性能について。

最近、テレビでも取り上げられているのを見ましたので、認識が広がりつつあるかと思いますが、

各県ごとの「平均寿命」と合わせ、「健康寿命」というものが公表されています。

 

ネットで調べればすぐ出てくると思いますが、

広島は「平均寿命」は上位なのですが、「健康寿命」は非常に低いランキングとなっています。

 

これに対し専門家は、「体を冷やさないようにしましょう」と指摘されているそうです。

 

 

住宅が担う役割は、小さくないようです。

 

 

 

広島県は、本当にいい地域ですが、油断なく備えておく必要があると思います。

 

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