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風土を読む

大工と、家。

 

野村総研の調査によると、

 

 

今後、高齢化に伴い、大工人口が減るという見方をしている。

 

 

2015年時点で35万人いる大工の数は、2030年には21万人に減る予測だ。

 

 

出典:野村総研 大工の人数の実績と予測結果

 

 

 

大工の減少と、着工戸数の減少のバランスを考えても大工の減少率が著しいということで、

 

 

生産性をあげることが急務であるとも記事で書いてあった。

 

 

 

 

 

ただ、

 

 

果たして生産性だけの向上でよいのだろうか。

 

 

 

 

大工の中でも、技術や伝統を後世に残す取り組みをしている団体もいる。

 

 

伊勢神宮などの式年遷宮は、技術を継承するためのひとつの慣習ともいえる。

 

 

 

住宅を提供する側として、できるアプローチはあるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

たとえば、家のどこかに大工の腕を魅せられる部分をつくる。

 

 

住んだ後、家に来た人などに、

 

 

 

 

「ここの納まりは、大工さんがグチを言いながらもやってくれたところ。

 

すごくきれいで気に入っている。」

 

 

 

 

と自慢してもらえれば、その大工の腕や魅力は後世に語り継ぐことができる。

 

 

 

 

 

生産性の向上は対症療法的だ。

 

 

 

またどこかで生産性が追いつかなくなるだろう。

 

 

 

 

技術の継承や、その技術や伝統に触れる機会を増やすことは、

 

 

持続的な方法のひとつといえる。

 

 

 

 

家づくりに関わるところで、上述の予測を覆すことができるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

自分は、大工さんが仕事をしている風景が、とても好きだ。

 

 

素晴らしい納まりや、きれいな手仕事も見ていて楽しい。

 

 

 

そういう大工さんが、ずっといてほしいと願う。

 

 

 

 

 

 

設計

 

 

 

 

 

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