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広島の木

広島の木で、広島の家をつくる。

木は生まれ育った土地で使われるのが理想的で、耐久性も長い。

諸説ありますが、緯度一度(約110㌔)内で使われるのが耐久性の面で理想的と言われています。

広島県は、南端の緯度 34°02′05″  北端の緯度35°06′20″ です。

この間で伐採された木なら安心と言えます。

緯度map

 


電気製品は、日本全国どこで使っても機能や耐久性は変わりません。 

木材を工業製品として考えると、どこの木材を使っても同じという感じでしょう。

木材を工業製品でなく、生き物として扱いを考えるとわかりやすくなります。

北海道で、パイナップルは実りませんし、沖縄でりんごはできません。

人間も生き物も地域に対応して生きてるのだから当然です。

アフリカの人が寒いところにいけば風邪をよくひきますし、

ロシアの人が暑さに弱いというのは、スポーツ競技などでよく耳にします。

 

『ちょっと木になる話』より引用   寒い地方・国の木は腐れに弱い

~ 寒い地方、国で育った木は、目が詰んで腐れにも強いと考えている方が多いようですが、

実は樹脂が少なく、軟らかで腐れに弱い木が多く見られます。

寒くて湿度の低い環境では腐れに対して無防備に育つからです。

反対に熱帯のジャングルのように、高温、多湿な環境で育った木は腐れに強い木が多いようです。

日本で洋桜として、一般的に敷居などに使われているモアビ(アフリカ材)、

セランガンバツ(南洋材)などは大変腐れに強い木です。

庭木の支え杭などに使うと何十年も持ちます。

近年、ハウスメーカーがスタンダードに使用しているホワイトウッド(北欧材)の集成柱や、

レッドウッド、カナダツガ、パイン等は、白いきれいな木で素人目には良さそうに見えるかもしれませんが、

腐れに弱い木ですから柱などに使うことは問題です。

杉柱なら安心です。

その土地で育った木を使うのが無難なのは、そこの環境に馴染んでいるからなのでしょう。   ~

 

 

山根木材の建築工事の中で一番過酷な環境に晒されて,耐久性を問われる材は、ウッドデッキ材です。

最近よくウッドデッキで使用している木材は、イペやアイアンジャラという材料で、熱帯地域の木です。

堅くて腐りにくい材料です。 それなら、全部その材料にすれば?と思われるかもしれませんが

寸法精度や施工性に問題があったり、湿気による反りや割れがあるため構造材には不適なのです。

 

ちょっと木になる話の中にもありましたが、寒い地域は冷蔵庫の中のようなもので、

湿度も低くく、雑菌が繁殖しません。そんな環境で育った木は木目が美しいことは確かですが、

木材不朽菌や、腐りに弱いという欠点があります。(下地材には、大変適しています。)

温かい地域、九州産の杉、桧のほうが樹脂を多く含んでおり、

構造材としての耐久性は高いと言われています。

日本の大型の寺社仏閣工事もベトナムやタイなど、やはり熱帯地域に材を求めている現状があります。

(当然 価格は高くなります)

 

 

価格や流通のことを考えても、地元の木を使うことが一番良いということになると思います。

強度はもちろん 意匠面や、価格の面、使用する場所で産地を検討すること、

これが本来の適材適所ということだと考えます。

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