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広島の木

自然に手を加えること

 

今、国産材需要が高まっている。

 

 

 

 

 

要因は様々だが、

 

 

・石油高騰による輸送費圧迫

 

 

・国産木材の樹齢が適齢期

 

 

・自然派志向の拡大

 

 

 

などなど。

 

 

 

手前味噌だが、近くの山に植わっている木を使ったほうが、なにかと良い。

 

 

使用する場所の気候で育っているため、環境に順応しているといえる。

 

 

 

また、遠方から運ばれた木材に比べLCCO2(ライフサイクルCo2)も少ない。

 

 

 

なぜ、今需要が高いのか調べてみると、「戦後の日本」が関わっていた。

 

 

 

戦後復興とベビーブームにより建築資材が不足した。

 

 

 

資料によると、当時16年間で日本の使用できる木を切りつくしてしまったらしい。

 

 

 

山は過剰な伐採が進み、かわりに針葉樹の植林が加速した。

 

 

 

国内に使用できる木材がなくなると、輸入に踏み切った。

 

 

 

ただ、年月が経ち、しだいに植林と需要のバランスが取れなくなり、

 

林業そのものの衰退へとつながる。

 

 

 

林業全体の衰退は、間伐などの手入れが行き届かない状況をつくった。

 

 

まさに、負のスパイラルに入っていた。

 

 

 

そして、

1950年~1970年頃に植えた針葉樹は、今適齢期をむかえているというわけだ。

 

 

 

では、

アンバランスになっている山林を今後どうしていくのがよいのだろうか。

 

 

今「広葉樹林化」が推し進められていることも知った。

 

 

広葉樹林化を推し進めると、また過剰に広葉樹林が増え、収穫まで時間がかかり

 

林業に従事する人たちの採算が取れないなど問題もおきそうだ。

 

 

”自然に手を加えることは、将来にわたって手入れしなければ成り立たない。”と

 

 

林業に携わる方の文献で見たが、まさしくそのとおりだ。

 

 

 

これからはむしろ、手入れするところを減らしていけるよう、すなわち自然林に近づけていけるよう

 

植林のバランスを考える必要があると思う。

 

 

 

 

 

人口は減少するという将来は、おそらく現実になってしまうだろう。

 

その時代になったとき、荒廃する山が少なくなるようにはどうすればよいか。

 

 

 

木造の住宅を手がける私たちも、今起きている現象に目を向け考えなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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