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快適に暮らす

想定内と想定外

この度の西日本豪雨で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

 

私自身は幸運にも被害を受けることはありませんでしたが、ごく身近なところで生活にダメージを受けた方がおられ、お話を聞いたり、

また、災害現場で行方不明者を探しているレスキュー隊を実際に見たりすると、胸が苦しくなります。

 

 

 

今回の豪雨災害でも、「想定外」という言葉を何度か耳にしました。

例えば、砂防ダムが設計耐力を上回る土砂に襲われて決壊していたり、

土砂災害防止法で指定されていない地域で大規模な被害が発生したりしているようです。

そしてひとりひとりのレベルでも、避難勧告・避難指示が出ていながら「ここは大丈夫だろう」と考えてしまう、

つまり自らの被災が「想定外」になってしまい、被害に遭われた方も少なくないと聞きます。

 

 

 

 

 

「想定内」とはなんだろう、と考えますと、

「経験」が基本となっていると思います。

 

調査・設計などにおいては、「過去例や実験による知見に基づいて」となるでしょうし、

個人では「ここで危ないと感じたことはないから・・・」ということになると思います。

 

 

 

 

例えばの話ですが、

私は「津波警報」が出たら、躊躇なく避難します。

ですが、おそらく2011年3月以前であれば、「避難は本当に必要なの?」と情報収集し始めたり、なんとなく場の雰囲気に飲まれたりしたでしょう。

その違いはやはり、東日本大震災です。

TV越しに、その惨劇を嫌というほど「経験」したからです。

同じように感じられる方は多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

行政などは、今回の災害により、「想定のレベル」を上げていくでしょうが、

個人個人では意外と難しいところがあります。

 

 

 

私もそうなのですが、

どこか「自分は大丈夫」と思うところがあります。

また、見慣れた風景が変わってしまうことが「想像できない」、というよりも「想像を避けている」ところがあります。

 

しかし、土砂災害にしろ地震にしろ津波にしろ、災害を完全になくすことは不可能です。

そして誰しも「本当に辛い経験」など、したくはありません。

 

 

冷静に、客観的に、「想定内」の範囲を広げていかなければならないでしょう。

 

 

 

 

 

家づくりにおいても、

今「想定外」の部分を、少しづつ「想定内」にしていきたいと思います。

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